
予防注射しても油断禁物!「インフルエンザ」の感染経路とは?
冬になると気になるのが、インフルエンザ。ウイルスを鼻や口から吸いこむことで感染しますが、感染経路について正しく知っていますか?
① 飛沫(ひまつ)感染
インフルエンザの感染経路は主に2つ。まず1つめは、飛沫感染によるものです。
インフルエンザにかかっている人が咳やくしゃみをすることで、ウイルスを含んだしぶきが飛び散ります。

このしぶきを吸いこんでしまうことで、感染するという仕組みです。
しぶきが飛び散る距離は、なんと最大3m。この範囲内に入ると感染する可能性が高いといえます。このため、満員電車や人混みなど、多くの人が集まる場所では注意が必要です。

② 接触感染
もう1つの感染経路は、接触感染によるものです。インフルエンザに感染した人に直接触れて感染したり、感染者が触れたものを間接的に触れて感染する経路です。
例えば、ウイルスがついた手で何かに触れ、その場所に他の人が手を触れるとします。その後、手で鼻や口をさわることによってウイルスが体内に入り、感染する仕組みです。
テレビのリモコンやドアノブ、階段の手すりなど、共有して触っている場所は意外と多いものです。

また、接触感染は、ウイルスに接触した手で触った髪を介して顔や口に広がることも。次から次へ広がるので要注意です。
予防注射ではインフルエンザを防げない⁉
インフルエンザの予防接種を受けている人でも、油断は禁物。予防接種はあくまでも、感染した時の重症化を防ぐのが目的だからです。
感染経路を正しく知って、予防につとめましょう。
ちょっと気になる“差”を徹底調査
この差って何ですか?
(TBS系列火曜よる7時~)
■1/7(火)の『この差って何ですか?』は、芳根京子が登場!芸能界デビューのきっかけは上地くん!?