
若い女性に増えている「ゴースト血管」って何?知っておきたい改善策とは?
末梢の血管が見えなくなってしまう「ゴースト血管」をご存じですか。進行すると体の不調や病気を招きやすくなることが指摘されています。
いま、若い女性に増加中のゴースト血管とは、いったいどのような症状なのでしょうか?
原因は「筋肉不足」
「ゴースト血管」とは、足の先端まで血が行き届かず、毛細血管がゴースト化すること。正常な状態では、MRAで足の画像を撮影すると足先まで血管が張り巡らされているのが確認できますが、ゴースト血管は末梢の毛細血管が映し出されない状態です。

栄養が体の隅々まで行き届かなくなるため、老化や不調の原因になります。
ゴースト血管の原因は「筋肉不足」。十分な筋力がないとふくらはぎのポンプ機能が低下するため、血流が滞ります。

その結果、末梢の毛細血管まで血液が回らなくなり、画像に映らず消えてしまったかのように見えてしまいます。
「何かに寄りかかっていないと立っているのがつらい」「背中を正していられず、悪い姿勢ばかり取っている」という人は、体幹の筋肉が不足していて、血管がゴースト化している可能性が高いので要注意です。
筋力のチェック方法
体幹の筋力をチェックするには、両手は腰にあて、目を閉じて片足で何秒立っていられるかを測る「閉眼片足立ち測定」をやってみましょう。

例えば20代女性なら、約40秒立っていられるのが正常な状態。もし、すぐにふらついてしまうという場合は、体幹の筋力低下が疑われます。

身体の不調や老化が始まらないうちに、筋肉を鍛えて消えてしまった毛細血管を復活させましょう。
「かかと落としスクワット」で改善
ゴースト血管を改善するには、“下半身の筋肉を鍛える”のが効果的です。
おすすめは「かかと落としスクワット」。まっすぐ立ち、まずはかかとを上げて落としたあと、スクワットをするという運動です。

消えた末梢血管が蘇り、筋力もアップさせることができます。

どこでも気軽に取り組める運動なので、筋力低下やゴースト血管が心配という人はぜひやってみてください。
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