【スタバの頂点】コーヒー豆の売上げ1位は沖縄の小型店!その理由とは?

【スタバの頂点】コーヒー豆の売上げ1位は沖縄の小型店!その理由とは?

本格的なコーヒーが楽しめるショップとして人気の「スターバックス コーヒー」。日本全国にある1392店舗の中で注目されているのが「ドリンク」ではなく、「コーヒー豆」の売上げトップのお店。一体どうやってコーヒー豆の売上げをトップにできたのか、お店の作戦をご紹介します!

スタバのコーヒー豆売上げNo.1は、沖縄の小さな店舗

日本にある「スターバックス コーヒー」の中でコーヒー豆の売上げNo.1に輝いたのは「具志川メインシティ店」。沖縄県うるま市の大型ショッピングセンターにある、比較的小さめの店舗です。

「スターバックス コーヒー」の中でコーヒー豆の売上げNo.1に輝いたのは「具志川メインシティ店」


コーヒー豆の年間売上げ個数は、「スターバックス コーヒー」全店で平均すると年間約2000個。それに対して「具志川メインシティ店」で売れているコーヒー豆の数は、なんと年間約12000個!全店舗平均の6倍も売り上げています。

「具志川メインシティ店」で売れているコーヒー豆の数は年間12,000個


さらに、6年連続でコーヒー豆売上げ第1位を獲得しています!

沖縄県の小さな店舗が首都圏の店舗を抑えてコーヒー豆の売上げトップをキープできるのはどうしてなのでしょう?そのヒントは、沖縄の人たちのコーヒーの飲み方にありました。

作戦① 沖縄で定番の「ギフト用コーヒー豆」!

作戦の1つめは、ギフト用のコーヒー豆に力を入れたこと。

コーヒー好きな人が多く、お店よりも自宅でコーヒーを楽しむ人が多数派の沖縄では、「スターバックス コーヒー」のコーヒー豆がギフトの定番。そこで「具志川メインシティ店」では、お歳暮やお年賀用のコーヒー豆セットを販売!

「具志川メインシティ店」では、お歳暮やお年賀用のコーヒー豆セットを販売


12月から1月にかけてのお歳暮・お年賀シーズンだけで1500個以上のコーヒー豆セットが売れています。

ほかに、内祝いなどにギフト用のコーヒー豆を買う人も多く、売上げは好調。お店側では、ギフトの用途や熨斗(のし)の有無などを聞き、お客さんごとの要望にも対応しています。

ギフトの用途や熨斗(のし)の有無などを聞き、お客さんごとの要望にも対応

 

作戦② お客さんに「想像してもらう」テイスティング!

作戦の2つめは、コーヒーのテイスティングを積極的に実施していること。

店頭でお客さんにコーヒーを配り、ただ試飲してもらうのではなく、「自宅でコーヒーを飲んでいるシーンをお客さんに想像してもらう」というもの。

たとえば、普段からコーヒーにミルクを入れて飲んでいるお客さんのために、テイスティングのときはホットミルクを用意。

テイスティングのときはホットミルクを用意


希望に応じて試飲用のコーヒーにミルクを足し、好みの飲み方で味わってもらうことで、コーヒー豆の購入につなげています。

沖縄の小さな「スターバックス コーヒー」がコーヒー豆の売上げで全国1位をキープできる理由は、地元・沖縄の人たちのライフスタイルに合った2つの販売作戦にありました!お客さんに配慮した接客にも好感が持てる「具志川メインシティ店」、売れ行きが好調なことに納得ですね♪

▪️店名:スターバックス コーヒー 具志川メインシティ店
▪️住所:沖縄県 うるま市 江洲450-1 サンエー具志川メインシティ

経済のことが学べる
がっちりマンデー!!
(TBS系列 日曜あさ7:30~)
 

 

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