芦田愛菜は撮影現場でも“コーチ”!?當真あみがつい長風呂してしまう原因とは?

芦田愛菜は撮影現場でも“コーチ”!?當真あみがつい長風呂してしまう原因とは?

TBSでは日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』を放送中。家族も音楽も失った天才指揮者の夏目俊平(西島秀俊)と、父親を拒絶し、音楽を嫌う娘・夏目響(芦田愛菜)が、地方オーケストラ・晴見フィルハーモニーを通して、絆と人生を再生させていく、アパッシオナート(情熱的※)なヒューマンドラマだ。

劇中で、俊平を“師匠”、響を“コーチ”と呼ぶ音楽初心者キャラ・谷崎天音。晴見フィルの天敵である市長の白石一生(淵上泰史)が彼女の父親だと判明し、第7話ではバイオリンを始めたことも父親にバレてしまった…。そんな夢に向かって突っ走る高校2年生を等身大で演じる當真あみにこのドラマの注目ポイントを聞いた。

※【アパッシオナートとは】〈イタリア〉appassionato)音楽の発想標語の一つ。「熱情的に」「激しく」の意。(大辞林第4版より)

キャストの中で唯一のバイオリン演奏経験者!

日曜劇場『さよならマエストロ』當真あみインタビュー

――當真さんの日曜劇場出演は3作目。今回の谷崎天音という役どころを教えてください。

日曜劇場は『オールド・ルーキー』『Get Ready!』に続いて3度目ですが、本当にありがたく思っています。しかも、作品の中で音楽に関わることができるというのも嬉しくて。

天音は第1話で初めて晴見フィルの演奏を聴いて、そこから右も左もわからないまま音楽の世界に飛び込んでいく、積極的で明るい女の子です。

天音の行動力や頭の回転が速いところが私はとても好きで、自分だったら興味があっても1人でオーケストラに入っていく勇気は全然ないですし、かなり迷ってしまうと思うのですが、天音は自分が“やってみたい”“知りたい”と思ったら、パッとその中に入っていく、その勇気はすごいと思います。撮影では、天音の明るさを大切にしながら演じています。

日曜劇場『さよならマエストロ』當真あみインタビュー

――天音の“師匠”、西島秀俊さんの印象はいかがですか?

天音は晴見フィルの中でも、オーケストラの皆さんと違って、唯一、俊平の後ろ姿を見ているキャラクターです。オケの真ん中に1人で立ち、指揮棒1つで全体をまとめ上げている西島さんはやっぱりかっこいいと思います。ぜひ画面を通して皆さんにもそのかっこよさを観てほしいです。

日曜劇場『さよならマエストロ』當真あみインタビュー

――“コーチ”の芦田愛菜さんとは3作品目の共演ですが、印象をお聞かせください。

私は毎回、ご一緒できた方々とまたどこかの作品で会えるように頑張っていますので、この作品で芦田さんとまたお会いできて、本当に嬉しく思います。

撮影現場では、芦田さんはお話をよくされる方で、私にも話しかけてくださり、周りに気を配られている方という印象です。お芝居についても、監督を含めて“ここはこうしよう”と話し合う機会も多く、その時に芦田さんからよくアドバイスをいただきます。私にとってお姉さんのような存在です。

日曜劇場『さよならマエストロ』當真あみインタビュー

――當真さんが“アパッシオナート”してしまうものは何ですか?

最近はお風呂が“アパッシオナート”ですね。以前、いただいたバスソルトがとても気に入って、それからずっと使い続けています。それがきっかけで余計に長風呂をするようにもなって。お湯に浸かりながら、よくドラマを観ています(笑)。バスソルトや入浴剤は種類も多くて、ネットで調べてはいろいろな種類のものを購入しています。

日曜劇場『さよならマエストロ』當真あみインタビュー

――當真さんが思う本作の注目シーンを教えてください。

天音は晴見フィルの演奏を聴く側でいることが多いですが、オーケストラの演奏シーンは特に注目して観てほしいです。

実は私自身、過去にオーケストラに短期間だけ所属していたことがあって、晴見フィルの皆さんの熱意の溢れる表情を見ていると、その時の感情が蘇ります。天音としても私自身としても、とても引き込まれるシーンなので、皆さんにも注目してほしいなと思います。

日曜劇場『さよならマエストロ』當真あみインタビュー

――視聴者の方々へメッセージをお願いします。

音楽というものがとても重要な役割を果たしている作品です。どのシーンでも心に寄り添ってくれて、力を貸してくれて、背中を押してくれて。どの場面でも音楽が存在していて、それがとても心に響きます。皆さんもそうした音楽の力を一緒に感じながら、ドラマをご覧になっていただきたいと思います。


今回、キャストはそれぞれが楽器を担当しているが、その中で唯一、実際に演奏経験のあるバイオリンを担当している當真。ドラマの制作発表では近藤益夫役の津田寛治からその実力が明らかにされた。物語では天音の家族事情も明らかとなり、俊平と響の関係と同様に注目したいサイドストーリーだ。天音の真っすぐな性格が好きだという當真が、天音の抱えるドラマをどう演じていくのか、最終回まで楽しみに見守っていこう。

■番組概要
[タイトル]
日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』
[放送日時]
毎週日曜よる9:00~9:54

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