人工知能を扱う会社のAIを搭載した、最新の「お掃除ロボット」がスゴイ

【がっちりマンデー!!】人工知能を扱う会社のAIを搭載した、最新の「お掃除ロボット」がスゴイ

お掃除ロボットにも使われているAI

「(株)プリファード・ネットワークス」は、AI(人口知能)を扱っている会社。

開発したAIですが、スーパーマーケットなどで活躍するお掃除ロボット「ハピボット」などにも搭載されています。

スーパーマーケットなどで活躍するお掃除ロボット・ハピボット

<※ハピボットは(株)プリファードロボティクス(プリファードネットワークスの子会社)とアマノ(株)の共同開発>

これまでのものと比較すると、従来のお掃除ロボットは“高さ”で障害物を検知していたため、高さが殆どない足拭きマットなどは検知できずに巻き込んでしまう…のような欠点がありました。

それに対してハピボットは、AIが画像を見たとき、その材質を瞬時に解析。

マットなどを見た場合は、布障害物だと判断してそれを避けつつ掃除をしてくれる

マットなどを見た場合は、そのゴムや布を解析し、障害物だと判断してそれを避けつつ掃除をしてくれるそうです。

最新技術のAIもスゴすぎる

そんな「(株)プリファード・ネットワークス」が作ったものの一つに、2022年に発売した「PFN 4D SCAN」があります。

こちらは、コントローラーの角度や、それを持った人の場所に合わせて、映像の角度が変わる…という商品です。

「PFN 4D SCAN」

それができる理由は、この映像が“実写を忠実に再現したCG”だから。
元になる動画をさまざまな角度で撮影した後、その映像を組み合わせるのですが、同社では“カメラがなかった場所から見た”CGを作る技術も活用しているといいます。

その仕組みは、あらかじめ撮影した映像をAIが学習し、本来なら見えない部分のCGを瞬時に作成するというもの。

映像をAIが学習し、本来なら見えない部分のCGを瞬時に作成

実は会社には、独自に開発したAI計算専用のスーパーコンピューターがあり、その道の凄腕エンジニアも揃っています。こうしたことから、他社ではマネできないような高い技術の実現ができているそうです。

2022年における推定企業価値は、3526億円ほどといわれている「(株)プリファード・ネットワークス」。これからの時代において、さらにニーズを集めていきそうな会社です。

TBSで毎週日曜日に放送されている『がっちりマンデー‼』では、このほかにもさまざまな企業や業界など経済に関する情報が紹介されています。

がっちりマンデー!!

日曜あさ7:30~

 

記事一覧へ