広末涼子 かなりエッジが効いた衣装を着ています(笑)『ユニコーンに乗って』インタビュー

広末涼子 かなりエッジが効いた衣装を着ています(笑)『ユニコーンに乗って』インタビュー

火曜よる10時から放送中の永野芽郁主演『ユニコーンに乗って』。教育系アプリを手掛ける会社「ドリームポニー」の若きCEOである成川佐奈(永野)が、共同創設者の須崎功(杉野遥亮)や、年上の部下・小鳥智志(西島秀俊)とともに、仕事に恋に日々奮闘する大人の青春物語だ。今回は佐奈の憧れの「サイバーモバイル」CEO・羽田早智役の広末涼子に、役柄や撮影エピソードなどを聞いた。

早智が佐奈を導くような関係性に共感します

――台本を読んだ感想を教えてください。

前向きなサクセスストーリーと軽快な若者の群像劇であり、全体的には心地いい夏ドラマという印象です。主人公が成長する物語や、好奇心や夢が叶っていく作品が個人的には好きなので、今回その一員になれて嬉しいです。

――演じる早智はどのようなキャラクターですか?

大手通信会社のCEOで、主人公の佐奈(永野)が起業するきっかけを作った憧れの存在です。
早智と佐奈は全然タイプが違うけれど、だからこそ憧れたり惹かれたりすると感じます。すごくエッジの効いたインパクトの強い役なので、佐奈だけではなく、見ている方々にもかっこいい! と憧れてもらえるように頑張ります(笑)。

広末涼子

――衣装がとても素敵です。

かなり奇抜ですよね(笑)。実は最初の衣装合わせのときに、なかなかこれだと思うものが見つからなかったんです。ただ上品なだけだと社長感が出ない。早智の立場や好み的にも普通じゃない方がいいよねとなってからはどんどんインパクトが強くなっていきました。左右で長さが全然違うスカートを履いた時は「面白いけど、実際に着ている人がいたらちょっと避けて通りたくなるよね」と(笑)。
以前、ファッションに関わっていたという経歴があるので、衣装だけでなくアクセサリーやバックなどのアイテムにもこだわっています。そのあたりも注目して、楽しんで見ていただければ嬉しいです。

――日本を代表する女性CEOということですが、演じる上で意識していることはありますか? 

目線や動きひとつとっても無駄がない方がいいと思うので、そこは意識しています。一方で女性ならではのたおやかさや包み込む優しさも出せれば面白いかなと思います。
社長としてはどこか洗練されている早智ですが、プライベートのときは余裕がなかったり、動揺する面もあったりと、そういう面でのギャップも出していきたいですね。

広末涼子、寺嶋眞秀
息子の玲央(寺嶋眞秀)と山に行き、小鳥(西島)と出会う

――プライベートシーンでは小鳥とのシーンが多いですが、西島さんと共演された感想を教えてください。

西島さんとは久々の共演で、またご一緒できて嬉しいです。とても安心感のある方なので、小鳥さんの役もとっても面白くコミカルに、でもしっかりハマる感じで演じていらっしゃって、私も一緒にお芝居しながらワクワクしています。

――永野さんと共演された感想を教えてください。

前にご一緒したのは彼女が18歳の時で、その頃から明るい印象は全然変わらないですね。前回の現場ではそこまで同じシーンがなかったので、今回しっかり向き合ってお芝居ができるのが嬉しいです。

――早智と佐奈の関係について共感する部分はありますか?

芽郁ちゃん演じる佐奈の一生懸命さやまっすぐさを理解しながらも、少し先が見えている部分や、広い視点で物事を捉えている早智のアドバイスには共感できますね。これはきっとどの業界でもあることかもしれません。経験値や年齢の重ねた結果、早智がどういうふうに佐奈を導いていくのか、接点を持っていけるかはこれから楽しみな部分でもありますね。

――実際に佐奈とのシーンを演じられていかがですか?

佐奈はキュートさの中にも落ち着いた雰囲気があって、心強いなと思いました。感情で持っていくというよりも、すごくしっかり地に足をつけて早智を追いかけている感じがすごく素敵です。

――最後に視聴者にメッセージをお願いします。

作品自体がかわいくて、キラキラしています。芽郁ちゃんはもちろん、他の俳優さんたちも素敵な方たちがたくさん出演されているので、見ているだけで元気になれるドラマだと思います。こんな会社があったらいいな、こんな仲間がいたらいいな、こんな洋服着てみたいな、と見てくださる方々の小さなパワーになれたらいいなと思います。

■番組概要
[タイトル]
火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』
[放送日時]
毎週火曜よる10時~10時57分

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